【鮨まぜき】目の前の作り立てにこだわるお店です。

雰囲気抜群の店構えです

藤沢駅南口から徒歩3分位のビルの地下にあります。店内はカウンター7席、小上がり席に4人掛けの掘りごたつ式のテーブルが2卓あります。こちらのお店は、ご主人との会話がとても楽しいお店です。常連さんや一見さんとか全く関係なく声を掛けてくれる心遣いがとても素敵です。

今日はおまかせコースを頂きました。っていうかおまかせコースしかないのかな？コースの内容は旬の肴（前菜）5～6種、刺し身盛り合わせ、焼き物、握りです。全ての料理が、作り置きをしないでその場で調理されています。予約が入っているのだから、盛り付けだけて済む料理は、盛り付けて冷蔵庫に準備しておくお店が沢山ありますが、「鮨まぜき」さんは絶対にそんな事はしません。刺身のツマから、山葵・生姜・大根の鬼おろしまで細かい作業も作り立てにこだわっています。その事をご主人に聞くと「素材の風味とか香りが消えてしまう」と言っていました。そういった仕事や思いが人気店になる理由だと思います。

鮨まぜきの最強の小皿料理

食事をスタートすると旬の肴（前菜）という感じで小皿にのった料理が5～6種類出てきます。この小皿料理が鮨まぜきさんの感動するポイントです。

大阪湾の真鰯

真鰯がバツグンに旨い。脂がのっていて、身がしっかりしていて最高の鰯でした。ミョウガも盛り付ける前に切っているので香りがあってとても美味しいです

カワハギ肝和え

カワハギの肝和えももちろん絶品ですが、それ以上に盛り付けられている器に目がとまりました。「鮨まぜき」はこういった素敵な小皿が沢山あります。ご主人のセンスの良さが伺えます

お漬物盛り合わせ

こちらは自家製ではないですが、お漬物って口直しにに最高ですよね

真鱈の白子ぽん酢

大きい白子です。事前にボイルしてあります。クリーミーでとても美味しかったです。

自家製塩辛

コチラの塩辛はとてもオリジナルティが溢れています。まずイカの身がとても薄く切ってあり、そんなに寝かしてありません。そして一般的な塩辛は、べた塩をした肝を和えるだけですが、コチラの塩辛は、おろしニンニクを入れたりされています。好みは人それぞれですが、自分は単純に身と肝を和えて、少し時間が経って肝と身が一体になるような塩辛が好きなのですが、「鮨まぜき」さんの塩辛もとても美味しく頂けました。

ワカサギ焼き

　カウンターに座ったら、ご主人が1番最初に、このシシャモに竹串を打ち焼き始めました。遠火でじっくりと焼いたシシャモはとても味があり美味しかったです

イクラの小丼

イクラの時期も終わりの季節です。この時期のイクラは皮が硬く、ピンポン玉の様で美味しくありません。しかし今日のイクラは皮も柔らかくて美味しいイクラでした。やはりご主人の素材を見る目が素晴らしいと改めて感じました。

日本酒も沢山の種類があります

日本酒（おまかせで頼みました）

錫の酒器

「鮨まぜき」さんには日本酒が沢山あります。ご主人にどんな日本酒が飲みたいかをアバウトに言えば、料理に合ったオススメの日本酒を出してくれます。

お刺身の鮮度は素晴らしいです

鮮度抜群のお刺身盛り合わせ

このビジュアルはたまりません。内容は生甘海老、天然ブリ、イシカゲ貝、コシナガです。コシナガとは初めて聞く魚の名前でしたのでご主人に伺うとマグロの幼魚だそうです。

キンキの塩焼き

キンキの脂が鬼おろしでおろしたての大根で調和されて美味しかった。

ここから握りに入ります

スミイカ

真鯛

本マグロ中トロ

マアジ

小肌

北寄貝

アナゴ

本日も美味しく、楽しく食事をする事が出来ました。

ごちそうさまでした！